Posted on 2015-05-12
K-ADC AWARD 2015|特別審査員紹介コラム|(株)電通 エグゼクティブ・クリエイティブ・ディレクター、CMプランナー高崎卓馬さん
予定調和は表現の敵だ。
全ての手法はそれを壊すためにある。
そう語るのは、K-ADC AWARD 2015 特別審査委員のひとり、高崎卓馬さん。2013年にはクリエーターオブザイヤー賞を受賞するなど、まさしく現在の日本を代表する広告クリエーター。そのトップランナーだ。先の言葉にあるように、常に新しい手法にチャレンジし、時代と共に変わっていく、変わらねばならない広告のあり方に貪欲にチャレンジし続ける姿には、誰もが勇気づけられ影響を受ける大きな存在と言えるだろう。また、そのスタイルとして「物語性」あるクリエイティブにこだわる高崎さん。「物語は、ただの情報と異なり、人の心に響きやすく、ずっと残る体験を提供することができる。」と言う。高崎さんは福岡出身。故郷九州の今のクリエイティブは、そんな高崎さんの目にどう映るのか、九州ならではの物語性あふれるクリエイティブは体現されているのだろうか!?その評価が今から楽しみだ。
【LINK】http://dentsu-ho.com/people/101
K-ADC AWARD 2015 特別審査委員 vol.2
高崎卓馬(電通)
1969年福岡県生まれ。早稲田大学法学部卒業、(株)電通 エグゼクティブ・クリエイティブ・ディレクター/CMプランナー ●最近の仕事/JR東日本「MY FIRST AOMORI」「行くぜ、東北」「ウフフ北陸新幹線」TOYOTA 「TOYOTA NEXT ONE」/サントリー オランジーナ「ムッシュはつらいよ」オールフリー「風と母と私」/明治 キシリッシュ「いいキスをしよう」/日本郵政「そばにいるからできることがある」/三井不動産「タイムスリップ!堀部安兵衛」/映画ホノカアボーイ(脚本・プロデュース)/ドラマ戦う女(脚本・プロデユース)/TOKYO 2020招致など。●主な受賞歴/2010年、2013年クリエーターオブザイヤー賞など国内外の受賞多数。 ●著書に小説「はるかかけら」(中央公論新社)、「表現の技術」(朝日新聞出版)など。雑誌Hanakoでの「勝手にリメイク!」などの連載多数。
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