九州アートディレクターズクラブ

BATON TALK

Posted on 2021-03-31

「プロダクトを扱うショップや朝食にキーを置いたカフェの運営などの、プランニングから実際に自分で実施させていく行動力を持つ面白いカメラマンです。」

 

と、井口さんよりご紹介頂きました永井です。

 

結局何者なんだ?って話ですよね。笑

これまでの経歴からざっとお話しさせて頂きます。

 

 

 

北海道札幌で生まれ、大学入学をきっかけに九州は大分に引っ越しました。

 

そこから10年大分にお世話になり、今は福岡に住んでいます。

 

大学では経営やブランディング、地域活性化などを専攻し、写真サークルとバンドサークルに所属。

 

いわゆる「よそ者」として大分に来た僕は、「この地域めっちゃ面白い!」という勢いそのままに、「その面白さをもっと伝え、大分もっと面白くしたい!」という想いでミハルスという活動ユニットを結成。

 

 

 

大分市の商店街に「地域のハブでありメディアとなる場所」をコンセプトにしたギャラリーショップを構え、様々なクリエイターの皆さんや地元の不動産会社さん等と繋がりながら、ショップだけでなく、カフェやイベント、展覧会、フリーペーパーなどの企画運営や、それに伴う諸々のデザインをして来ました。

 

感覚としては、価値を掘り起こし、整理し、まとめ、発信する「編集」

すでに良いものがあるのだから、それを目的に合わせて編集していくというスタンスです。

 

井口さんや九州ADCとのご縁も、この時の繋がりからでした。

 

 

その後、大分のショップを手放し福岡へ移住。会社勤めを経て、今はフリーで活動をしています。

 

 

八女郡広川町観光協会 Webサイト

 

ミハルスや個人の仕事内容としては、主に、カメラマン(ウェブメディアや観光関係などのスチール・ムービーの撮影)や、デザイン(グラフィックやロゴデザインなど)です。

 

 

ナガイキロク-Instagram

 

また、フォトグラファーとして「ナガイキロク」というプロジェクト名で作品制作もしています。

 

 

 

やってることは多岐に渡りますが、どれにも共通している考えがあります。

 

それは、ミハルスにとって撮影や企画を含むデザインは、あくまでも目的を達成するためのツールである、ということ。

そして良いデザインとは、【腑に落ち】【機能し】【活きる】もの、ということ。

 

関わる人たちが納得して自分ごと化した【腑に落ちる】デザインは、本来の目的のための役割を果たす=【機能する】ことができる。

 

さらに、予想していた以上の効果を生み【活きる】可能性を持つ。

 

そう考えています。

 

 

使うツールはその都度変わるので、周りからの「何ができる?」という質問にはなかなかズバッとは応えづらいのですが、よそ者だからこそのフラットな視点で、目的に合わせた自由なアイディアを出していけたらいいなぁと思います。

 

 

 

 

 

 

 

あ、「九州人に向けてのメッセージ」という井口さんからのお題がひとつ残っていました。

 

 

北海道って九州の2倍あるんですよ。面積が。

 

でも(だから?)どこまで行っても変わらず同じ北海道。笑

 

もちろんそのスケール感が魅力でもあるのですが、九州に来て衝撃的だったのは、狭いエリアの中に7つも県があって、さらに陸地で繋がっていること。笑

 

そして、それぞれがとても個性的でいきいきとしていること

 

 

旅好き、ローカル好き、美味しいもの好きとしてはたまらなく刺激的な地域で、僕の仕事や活動のモチベーションも少なからずここからやってきています。

 

 

そう。今の自分があるのは、ぜんぶ九州のせいだ。

 

 

北海道へ帰るつもりがないわけではありません。

でも九州を離れる予定もありません。

 

 

だから九州にはもうしばらくお世話になります!

 

これから自分の出発地点であるローカルに関わる仕事をより増やしていきたいと考えておりますので、何卒よろしくお願いします!

次回のBATON TALKは・・・

pass the baton!

次にバトンをお渡しさせていただくのは、アートディレクターの柿野さん。

柿野さんとの接点は、2018年度の総会後の懇親会で一度お話しさせて頂いたことがあるだけなのですが、音楽やギターが趣味の僕としては、ミュージシャンすぎるビジュアルでギターも弾かれるという柿野さんのことがずっと気になっています。笑

ぜひお仕事のこと、音楽のことなどお聞かせ頂けますと嬉しいです!
よろしくお願いいたします◎

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