Posted on 2019-02-14
#28 牛島 樹世
/USHIJIMA KIYO
#長崎#Webデザイナー#アートディレクター#グラフィックデザイナー
憂いあるもの
紹介者:村尾 彩
「憂いあるもの」
憂いのあるものが好きだ
憂いのある人が好きだ
憂いのある女
憂いのある男が好きだ
少しかっこ悪い人が好きだ
自分が嫌いだという人が好きだ
寂しさの影が漂う人が好きだ
誰にもいえない秘密がある人も好きだ
臆病な人が好きだ
不器用な人が好きだ
傷つきやすい人も好きだ
はみ出し者も嘘つきも好きだ
そういう人のことを私は、憂いある者、と呼ぶことにした
憂いある者は、
かっこ悪いから好きだ
自分の良さを知らないから好きだ
そんなひとは、自分の良さを知らずに
ほったらかしにしているから愛おしい
ひねくれてしまって、まっすぐになれない人が好きだ
そんな人こそ、
本当はむしろまっすぐだから好きだ
おれはみっともないやつだと嘆いているひとの哀しさが好きだ
馬鹿なことを言ってしまったと悔いているひとの眼差しが好きだ
恥じらう女が好きだ。
恥じらう男も好きだ。
綺麗になりたいと嘆く女も好きだ
好きな女に格好つけてる男も好きだ
そんな風に
劣等感と同居して、自分と向かい合う人は、愛おしい。
自己との対峙はなによりも苦しい。
なのに
わざわざそれを選んでやっている人は尊い
苦しいことを苦しいと言うことが
大人になればなるほど難しくなり、
子供じみていると一掃されることを恐れてしまう
それならばむしろ子どもは偉大だし、
子どもじみているって言われることに
恐れないひともまた尊い
そんな人にこれから沢山出会って
ニンゲンに生まれて来てよかったよなーって
言う日が来たら
いいなあ。
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九州のどこかの街で、たくさんの素敵な出会いがありますように。
バトンを渡してくれたシンクロの村尾彩さん。
忘年会で少しだけお会いできて嬉しかったです。
次はたくさんお話しましょう。
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大好きな本があります。
いまちょうど、自分の置かれた状況に
ぴったりの物語をみつけました。
少しだけそのことを書いて、次の方へ、バトンを渡します。
次にバトンをお渡しするのは、『デザインアルジュナ』の牛島樹世さんです。今回の九州ADC AWARDでベスト9賞を受賞されていて作品もとても素敵でいいお仕事だなぁと思っていたら、女性アートディレクターさんだったので気になっていて、お話を伺ってみたいなと純粋に思いました。牛島さんどうぞよろしくお願いします。次は、ゆっくりご飯いきましょうね^^